
巨大もふもふ生物や独自のファンタジー世界観で人気のあったイラストレーターのもの久保さんが急死していたことがわかりました。
死去したことはもの久保さんの姉より発表。
ニコニコ動画では蟻塚という別名義でも活動していました。
この記事ではもの久保さんの死因や性別・年齢について調べてみました。
目次
もの久保の死因は自死か「ツイッターの意味深発言」が原因か
もの久保さんの死は姉と名乗る人物から情報の提供がありました。

【ご報告】 もの久保の親族です。 去る2022年1月24日、もの久保(@13033303)が逝去いたしました。 ファンの皆様、関係者の皆様には、もの久保の作品を愛し、画業を応援していただきましたこと、厚く御礼申し上げます。 願わくば、もの久保の作品が皆様の心の片隅でひっそりと息づいていけますように。
もの久保さんは1月24日(月)に逝去したとのこと。姉と名乗る人物から、死因についての言及はありませんでした。
もしかしたらイタズラの可能性も考えられましたが、中央コミックサイトの「キトラ」の公式ツイッターアカウントでももの久保さんの急逝についてコメントがありました。

【もの久保さんのご逝去に寄せて】 去る2022年1月24日、イラストレーターのもの久保さんがご逝去されました。編集部一同、心よりご冥福をお祈りいたします。
キトラ社はもの久保さんの画集作品についての出版社となっているので、もの久保さんこと蟻塚さんが死亡したことは間違いないです。
もの久保さんは以前のインタビューで自身の生活サイクルを語っていました。
- 朝7時に起きて洗濯物を干し、仕事を進める
- お昼は13時頃に食べて、洗濯物を取り込み、仕事を進める
- 16時~18時は休憩をし夕食を食べ、仕事を進め、20時半頃に風呂に入る
- 納期が近ければ仕事を進め、2日に1度のペースでお酒を飲み24時までには寝る
また、精神状態がよろしくない時は”仕事を進める”の部分がいくつか、布団をかぶって眠るになるとのこと。
規則正しい生活をしており、お酒も飲む頻度は適度を思われるので、病気になるような生活をしていたとは思えません!もの久保さんは持病を持っていたという情報も見当たりませんでいた。
年明けに言えなかったので今言いますが、私の作品を好きになって(もしくはなんとなく気にかかって)くださってありがとうございます
— もの久保:画集『ねなしがみ』発売中 (@13033303) January 16, 2022
とてもうれしいです
更新速度は鈍くなっていますが、少なくとも自分以外の誰もが可能な限り幸せであることを願っています
ありがとうございます
亡くなる直前に投稿された内容には、見方によってはちょっと意味深な発言に捉えられるような気もします・・・
創作活動では「生みの苦しみ」が常につきまとい、もの久保さんも新しい作品を書き続けないといけないプレッシャーと常に付き合わなければいけず、精神的にも厳しい状態だったことも考えられます。
もの久保の性別や年齢が判明「顔画像やwikiプロフィールも」
もの久保さんは年齢や性別もベールに包まれており、謎の存在です。
記事の表記が彼女になってるけど、多分実名からの想像かと。私の知っている女の子は深酒が過ぎて小便器前で寝落ちたりしない。
— もの久保:画集『ねなしがみ』発売中 (@13033303) February 4, 2019
ファンからは性別は男性との見方が多く、年齢は26~28歳です。

亡くなった日のツイートでは「高校生だったのが十年前とか怖いわ」と内容で投稿があり、10年前高校生ということは現在20代であることが判明。
さらに2020年のインタビューでは「大学生だったのがもう3年も前のことになってしまった」と言ってたいので享年は25~26歳である可能性が高いですね。

2018年10月30日には「誕生日だから好きな絵を描いた」と投稿しているので、誕生日は10月30日となります。顔画像については一切公表していないので、引き続き調査していきます。
もの久保のねなしがみの世界観が凄い「一度見たら忘れないほどの不気味さ」
もの久保さんはフォロワーが35万人おり、絵師としてはかなり人気があります。もの久保さんの作品はどこか不気味だけど、なんとなく懐かしい気持ちにもなれる不思議な絵を描いています。
【告知】
— もの久保:画集『ねなしがみ』発売中 (@13033303) August 13, 2021
2021/10/21に小学館集英社プロダクション様より不穏な田舎+その他不穏系イラスト画集『ねなしがみ』が発売されます。
収録内容には34枚の描きおろしが含まれます。
もちろんほのぼのもふもふは一枚も含まれないのでお気をつけください。
ご予約:https://t.co/5IPvrF1Itr pic.twitter.com/GDmhz5n9GF
もの久保さんは静岡県出身で自然豊な田舎で幼少期を過ごしました。小さい頃からイラストを書くことが好きで小中高とヒマさえあればずっと絵を描いていたそうな。
そんなもの久保さんの作品には「不穏な田舎」が要所要所にちりばめられています。
もの久保さんの作品には田舎の風景でよく見る、ブルーシートやトラクター、トタンの張られた小屋などが登場します。
田舎を題材にしている理由をこのように語っています。
こうした田舎は私にとって、懐かしく、寂しく、ある種虚無を誘われるものです。田舎を舞台にしたホラー作品はたくさんあるようですが、私にとっては怖い場所という印象はありません。ただ、「子供の頃よく知っていたようなそこによくわからない何かがある、いる」という様子を描きたかったのだと思います。
https://news.goo.ne.jp/
この独特な世界観に魅了されるファンが沢山いるのも納得できます。田舎にはあまり馴染みがないのに、なぜか懐かしくもありちょっと不気味で怖い感覚になる絵が多く、何度も見返してしまいますね。
20代という若さで亡くなったもの久保さんですが作品は永遠に生き続けます。
もの久保さんのご冥福をお祈りします。